うららかな春の朝に Ｂｙ Ｎ

春、と言えば春眠暁を覚えず、ですよね。
つい先日の事ですが、うっかり寝坊をしてしまいまして。
慌てたのですが、いつもと変わらない時刻に家を出ることができ、コレなら間に合うな、と春の陽気を楽しみながらチリリンと自転車で通勤。
鼻歌なんかを口ずさみながら、すれ違った事務員さんと挨拶を交わし、いつも通り手を洗って、ふと鏡を見ると…

…まゆげがありませんでした。

一瞬にして真っ白になった脳みその中で、今朝の自分の姿が浮かびます。
ＵＶ、ファンデーションを塗って…まゆげは…まゆげは…描いた記憶が一切無い！？
当たり前です。描いていれば今現在眉毛が無い理由がありません。
化粧ポーチなるものを持ち歩かない私。
これほど己を呪ったことはありませんでした。
とにもかくにも、眉墨を購入するため今朝寄ったばかりのコンビニへ。
誰にも会いたくない…！と思った時ほど人に会うのは何故でしょうか…（涙）
顔が見られないように軽く挨拶を交わし（必死）コレで遅刻したら報われない…と思いながらも何とか眉墨を購入、職場へ戻ると、先程挨拶を交わした事務員さんに、『忘れ物～？』と聞かれ、はい、眉毛をと即座に返答（とにかく必死）
事務員さんの笑い声を後にして社内に滑り込むと、掛かった所要時間は約５分。（驚愕）

仕事前から疲れた朝でした。