奇跡のような… Ｂｙ Ｆ

暑い日が続いてますね。
先日、ペットの散歩にと、草が膝の高さまで生え揃っている河原へ向かい、ゴルフの練習などをして過ごしていました。
自由に遊ばせるために長く取っておいたリードが悪かったのでしょうか、
連れ立った相方が呼んでも戻ってきません。
追いかけているうちに、ポケットに詰め込んでいた『何か』が落ちた事に気づきましたが、それがゴルフボールなのか家の鍵なのかさえ判らず、拾う隙さえ作る暇もなく逃げ去ろうとする相方を追うのに必死でした。

暫く後…
落としていたのはケータイだったと気づいて愕然とする私。
捜そうにも、膝まで届く草が邪魔して足元が見えません。広範囲に渡って青々と茂る草を見ながら、鳴らせば見つかるじゃないか！と気づき、慌てて家へ帰り、家族のケータイを奪って借りて、再度河原へ。
いざ通話ボタンを押すと、電源がありませんと知らせる音が。
ありえません。
がっくりと肩を落とす間もなく、再度家へ。
今度は家族にも来てもらい、電池式充電器を当てながら通話ボタンをプッシュ。
ところが、着信音が聞こえてきません。

　マ　ナ　ー　モ　ー　ド　…　！？　∑[￣ロ￣；]

終わった…

がっくりと肩を落とす私に、「あったでー」と家族の声。
見れば、落としたであろう場所から随分と離れたトコロで、たまたま足に当たった、との事。

奇跡だと思いました。