恐怖の歯医者… ＢｙＮ

「いい加減、歯のことを真剣に考えましょうね。
　いい大人なんですし。」

にこやかにスルドイ言葉で突き刺してくる歯医者さん。
その口調がいつも恐怖の対象で、思わず定期検診もサボる程…。
ですが、８０２０運動を思うと、嫌でも行かなくちゃ…と重い腰をあげ、約１年ぶりに言ってきました。（定期検診は半年毎）

口は悪くても腕のイイ歯医者さんは、お手入れにも余念がありません。
前回は歯みがきグッズを３種類も用意してくださいました。が。
面倒くさがりの私がそんなに頑張るはずもなく、一種類（つまりいつもの普通の歯ブラシ）のみしか使わず、サボり倒していました。
ザ・恐怖。
どんな言葉が飛び出すだろうかと、恐る恐る行ってみれば･･･

「フロス（歯磨きグッズその２）を頑張ってはるんですね、歯茎の状態がいいですよ。」

えっほめられた！？（サボってたのに／笑）

「でも、お手入れはあくまで歯周病予防なので、虫歯は食生活で治しましょうね。」

…アレ？

「あ、前歯ね、いつ根元からポキっといってもおかしくない状態ですから、気をつけてくださいね」

どうやって！？

黙った私を前に、尚も続ける先生。
「砂糖、食後以外は控えてくださいね。」
止めの一言。
武士の様に刀で真っ二つにされた気分でした。